1977年、東京都練馬区生まれ。
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
博士(文学)(早稲田大学)。
香川大学特命助教、
滋賀大学特任准教授、
早稲田大学高等研究所任期付准教授
専門は、日本古代史(氏族、地方支配)。
参考:エディテージ インサイト インタビュー
http://www.editage.jp/insights/researcher-interview/
■ 著書(単著)
鈴木正信『日本古代氏族系譜の基礎的研究』
(東京堂出版、2012年)
鈴木正信『日本古代氏族研究叢書 大神氏の研究』
(雄山閣、2014年)
鈴木正信『Clans and Religion in Ancient Japan』
(Routledge, UK, 2016年5月)
鈴木正信『Clans and Genealogy in Ancient Japan』
(Routledge, UK, 2017年2月)
鈴木正信『日本古代の氏族と系譜伝承』
(吉川弘文館、2017年4月)
■ 著書(共編著)
篠川賢・大川原竜一・鈴木正信編『国造制の研究』
(共編著、八木書店、2013年5月)
篠川賢・大川原竜一・鈴木正信編『国造制・部民制の研究』
(共編著、八木書店、2017年10月)
■ 著書(共著・分担執筆)
新川登亀男・早川万年編『美濃国戸籍の総合的研究』
(東京堂出版、2003年)
歴史読本編集部『古代豪族のルーツと末裔たち』
(新人物往来社、2011年10月)
河野貴美子・王勇編『東アジアの漢籍遺産』
(勉誠出版、2012年)
加藤謙吉編『日本古代の王権と地方』
(大和書房、2015年)
洋泉社編集部編『古代史研究の最前線 古代豪族』
(洋泉社、2015年9月)
河野貴美子・王勇編『衝突と融合の東アジア文化史』
(勉誠出版、2016年8月)
河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則・谷口眞子・宗像和重編
『日本「文」学史 第2冊 「文」と人びと―継承と断絶―』
(勉誠出版、2017年6月)
佐藤信編『古代史講義―邪馬台国から平安時代まで』
(筑摩書房、2018年1月)
新川登亀男編『日本古代史の方法と意義』
(勉誠出版、2018年1月)
加藤謙吉編『日本古代の氏族と政治・宗教』上・下
(雄山閣、2018年3月)
高橋一夫・須田勉編『古代高麗郡の建郡と東アジア 』
(高志書院、2018年5月)
篠川賢編『日本古代の氏と系譜』
(雄山閣、2019年3月)
■ 論文ほか
「本賓郡栗栖太里」
新川登亀男・早川万年編『美濃国戸籍の総合的研究』
東京堂出版、pp.467-473、2003年
「美濃国クルスダ地域における本巣国造と栗栖田君」
『史観』第148号、pp.18-31、2003年
「額田国造と美濃国池田郡額田郷」
『日本史攷究』第28号、pp.1-20、2003年
「和珥氏系譜の展開とその背景」
『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第49輯 第4分冊、pp.15-26、2004年
「紀伊国造の始祖伝承とその形成過程」
『アジア地域文化エンハンシング研究センター報告集』第3号、
pp.166-175、2005年
「『大神朝臣本系牒略』の史料的性格」
『古文書研究』第60号、pp.1-23、2005年
「大神朝臣本系牒略と髙宮信房」
『大美和』第110号、pp.36-42、2006年
「『紀伊国造系譜』の編纂と書き継ぎ」
『早実研究紀要』第40号、pp.47-58、2006年
「建部の設置とその構造」
『アジア地域文化エンハンシング研究センター報告集』第4号、
pp.286-295、2006年
「紀伊国造と日前宮鎮座伝承」
『東アジアの古代文化』第132号、pp.46-59、2007年
「紀伊国造の系譜とその諸本」
『ヒストリア』第210号、pp.64-84、2008年
「出雲国造の系譜史料とその諸本-系譜史料のアーカイブ機能論に向けて-」
『出雲古代史研究』第18号、pp.30-51、2008年
「『四国の知』の集積と発信を目指して」
『香川大学 総合情報センター年報』第6号、pp.17-21、2009年3月(共著)
「『紀伊国造系図』の成立と伝来過程-日前宮における系譜編纂事業の展開-」
『和歌山県立博物館研究紀要』第15号、pp.25-38、2009年3月
「『四国の知』の集積を基盤とした四国の地域作りを担う人材育成」
共著、『電子情報通信学会技術研究報告』第109-60号、pp.41-46、2009年5月
「四国の歴史教育・研究とデータベース」
『日本歴史』第740号、pp.103-106、2010年1月
「紀伊国造と日前宮縁起-多和文庫所蔵『日前宮神主紀国造系譜』について-」
『香川県立文書館紀要』第14号、pp.21-29、2010年3月
「eラーニングによる「四国学」の構築と展開」
『香川大学総合情報センター年報』第7号、pp.16-20、2010年3月
「e-Learningによる四国の大学連携」
共著、『教育システム情報学会研究報告』第25-3号、pp.39-42、2010年9月
「『紀伊国造次第』の書写方針と注記」
『香川県立文書館紀要』第15号、pp.25-34、2011年3月
「甲斐国造の「氏姓」に関する再検討」
『日本史研究』第584号、pp.30-44、2011年4月
「四国学とは何か-地域学とeラーニングの融合-」
『情報知識学会誌』第21-1号、pp.303-308、2011年5月
「『紀伊国造次第』の成立とその背景」
『彦根論叢』第389号、pp.40-53、2011年9月
「紀氏」
歴史読本編集部『古代豪族のルーツと末裔たち』
新人物往来社、pp.115-127、2011年10月
「紀伊国造の成立と展開」
『滋賀大学経済学部研究年報』第18号、pp.87-110、2011年11月
「日本古代氏族系譜の分析視角」
『彦根論叢』第390号、pp.252-265、2011年12月
「甲斐国造の系譜に関する一考察」
『彦根論叢』第391号、pp.184-193、2012年3月
「eラーニングを活用した歴史教育の実践」
『彦根論叢』第392号、pp.34-43、2012年6月
「『粟鹿大明神元記』の写本系統」
河野貴美子・王勇編『東アジアの漢籍遺産』
勉誠出版、pp. 169-198、2012年7月
「大三輪神の神格とその重層性」
『彦根論叢』第393号、pp.78-93、2012年9月
「五~八世紀における大神氏の氏族的展開」
『滋賀大学経済学部研究年報』第19号、pp.118-143、2012年11月
「三輪山祭祀の構造と展開―大神氏との関係を中心として―」
『早稲田大学日本古典籍研究所年報』第6号、pp.1-17、2013年3月
「大神氏の分布とその背景」
『彦根論叢』第395号、pp.153-175、2013年3月
「南天竺婆羅門僧正碑とその註」
『早稲田大学・奈良県連携事業成果報告書』、pp.45-64、2013年3月
「神部直氏の系譜とその形成―『粟鹿大明神元記』竪系図の検討を通じて―」
『日本歴史』第780号、pp.1-18、2013年5月
「大神氏始祖系譜の歴史的背景」
『彦根論叢』第396号、pp.38-57、2013年6月
「大学の歴史教育におけるeラーニングとアクティブラーニング」
『彦根論叢』第398号、pp.140-154、2014年1月
「南天竺婆羅門僧正碑・註とその伝来」
『早稲田大学・奈良県連携事業成果報告書(総集編)』、
pp.84-112、2014年3月
「上野国美和神社の官社化と神階奉授」
『桐生史苑』第53号、pp.3-23、2014年6月
「Methodology for Analyzing the Genealogy of Ancient Japanese Clans」
『WiAS Research Bulletin』No.7、pp.17-27、2015年3月
「『大神朝臣本系牒略』の原資料と引用史料」
『纏向学研究』第3号、pp.19-36、2015年3月
「『円珍俗姓系図』の構造と原資料」
加藤謙吉編『日本古代の王権と地方』
大和書房、pp.471-501、2015年4月
「『海部氏系図』の基礎的研究」
京丹後市教育委員会編『丹後・東海地方の文化方言等調査事業報告書』
pp.108-127、2015年5月
「古代豪族の系譜・系図を読み解く」
洋泉社編集部編『古代史研究の最前線 古代豪族』
洋泉社、pp.24-31、2015年9月
「『円珍俗姓系図』の成立過程と系譜意識」
『古文書研究』第80号、pp.74-91、2015年12月
「Development and Dispersal Process of Ancient Japanese Clan」
『WIAS Research Bulletin』No.8、pp.65-78、2016年3月
「武蔵国高麗郡の建郡と大神朝臣狛麻呂」
河野貴美子・王勇編『衝突と融合の東アジア文化史』
勉誠出版、pp.67-79、2016年8月
「『海部氏系図』の成立背景―祝と始祖の記載をめぐって―」
『日本歴史』822、pp.1-16、2016年11月
「婆罗门僧正菩提仙那传记的抄本和印本」
『早稲田大学日本古典籍研究所年報』10、pp.138-144、2017年3月
「公職の人と文 史書」
河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則・谷口眞子・宗像和重編
『日本「文」学史 第2冊 「文」と人びと―継承と断絶―』
勉誠出版、pp.176-186、2017年6月
「人制研究の現状と課題―国造制・部民制の史的前提として―」
篠川賢・大川原竜一・鈴木正信編『国造制・部民制の研究』
八木書店、pp.45-61、2017年10月)
「蘇我氏とヤマト王権」
佐藤信編『古代史講義―邪馬台国から平安時代まで』
筑摩書房、pp.53-71、2018年1月
「高麗王若光と武蔵国高麗郡」
新川登亀男編『日本古代史の方法と意義』
勉誠出版、pp.335-352、2018年1月
「凡直氏と国造制―「凡直国造制」の再検討―」
加藤謙吉編『日本古代の氏族と政治・宗教』上巻
雄山閣、pp.111-132、2018年3月
「武蔵国高麗郡と武蔵国造」
高橋一夫・須田勉編『古代高麗郡の建郡と東アジア 』
高志書院、pp.85-100、2018年5月
「古代の系図について―『海部氏系図』と『円珍俗姓系図』―」
『歴史と地理 日本史の研究』第261号、pp.30-37、2018年6月
「『日下部家譜大綱』の諸本について」
篠川賢編『日本古代の氏と系譜』雄山閣、pp.141-162、2019年3月
「『日下部系図』の諸本について」
『成城大学民俗学研究所紀要』第43集、pp.45-59、2019年3月
「「国造本紀」研究の現状と課題」
工藤浩編『先代旧事本紀論』花鳥社、pp.105-135、2019年8月
「武蔵国造の乱と横渟屯倉」
『早稲田大学高等研究所紀要』第12号、pp.93-109、2020年3月
「本居文庫所蔵『国造本紀之考』について」
『成城大学民俗学研究所紀要』第44集、pp.108-126、2020年3月